塗料の選び方について

こんにちは!
神戸市を中心に戸建ての外壁・屋根塗装業をしているマミヤペイントです。

さて、前回は塗装についてお話をしたので、
今回は塗料についてもう少し詳しくお話ししたいと思います。

よく、下記のようなご質問をいただきます。
「外壁、屋根塗料の見積もりをお願いしたら様々な種類が出てきました…どのように塗料を選べばいいですか?」
ほんとにその通りで、塗料と一概に言われても全く分からないんですよね…😂
私も実際に働くまで無知すぎて何が良いのかさっぱり分かりませんでした😅笑

プロの人に聞くのはもちろんですが、
塗装を考えているのであれば、ある程度自身でも知識があった方がいいのではないかと思います!
なので今日は、塗料の種類や特長・デメリットをお伝えしていきますね。
ぜひ外壁・屋根のメンテナンスをお考えの方はご参考にしてみてください😊

塗装工のイラスト

塗料の種類や特徴

塗料にはそれぞれの特徴があり、
建物の状況や現状の悩み、今後の計画によって選択する塗料は異なります。

塗料には樹脂(素材)の違いはもちろんですが、水性・弱溶剤、機能性などの違いによりかなり種類があります。
一言でこの塗料が良い・悪いと言えるものではなくて、
塗り替えを行う住宅の
・築年数
・立地条件
・劣化状況
・住居の素材
などの建物の状況や、
・お客さまの住まいに関するご要望
・今後この家をどのようにメンテナンスをして何年住み続けるか
など様々なご状況によって異なるので、自分の住居にあった条件にあった塗料を選ぶことが一番大切です!
ご状況にあったよりよいものを選ぶようにしましょう😌

塗料特長デメリット耐用年数(目安)
アクリル価格が安く、定期的に塗り替えを楽しみたい方向きの塗料耐候性に劣るので外壁を長期間保護する塗料としてはオススメできない約4年
ウレタン価格が安く、定期的に塗り替えを楽しみたい方向きの塗料耐候性に劣るので外壁を長期間保護する塗料としてはオススメできない約6年
シリコン一般的によく使われる塗料で、価格と機能のバランスが良い塗料。
カラーバリエーションも豊富。
次の塗り替えまでの十分な耐候性がなく、
建物を守り続けるのに不十分な場合もある。
約8年
光触媒汚れ防止を優先する方にオススメ。
太陽光と雨の自然の力でセルフクリーニングする力がある。(光触媒効果)
価格はやや高め。光が当たらない場所では効果が薄れる。
塗膜が硬いのでひび割れ注意。
約12年
フッ素耐候性を優先する方にオススメ。長期間にわたり、建物を保護をする。塗膜が硬いのでひび割れに注意。フッ素に帯電性があるため、
砂埃などが付着する恐れあり。
約12年
無機配合型フッ素フッ素塗料に無機成分を配合し、高い耐候性を持つ。
塗料の劣化要因である紫外線・雨・熱から建物を守る。
価格が高め。約16年
ピュアアクリル高耐候性、高弾性を有し、防水性に非常に優れた塗料。
ひび割れによる水の侵入を防ぐ。
価格は高め。アクリル純度の高い樹脂を使用した水性塗料のため冬場の
施工には工期がかかります。高弾性のため汚れが付着するケースもある。
約15年
無機ハイブリット無機と有機のハイブリッド型で高い耐候性を持つ。
塗料の劣化要因である紫外線・雨・熱から建物を守る。
価格は高め。約18年
塗料 一覧表

ざっと種類や特長をお伝えしただけでもこんなに…あるんです。

また、今回お伝えしたのは参考一覧にはなりますが、
同じ塗料の種類でも、塗料メーカーや商品によっても耐用年数・価格が異なりますので、
まずは依頼する塗装屋さんに相談した上で一緒に決めていくのが良いかもしれませんね!
ちなみに、塗装屋さんによっても扱っている塗料メーカーが違ったりするので、
依頼する塗装屋は何を使っているのかも聞いても良いかもしれません😊

マミヤペイントでは、お客さまのカウンセリングをもとに、
しっかりと適切なご提案をさせていただいておりますので、ぜひお気軽にご相談くださいね!
(弊社は女性の診断士も所属しております!)

それでは、引き続き熱中症などに気をつけて夏を乗り切りましょう♪

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